リフォームアドバイザーの建入です。
今回は古民家の寒さ対策その2です。
前回は壁とサッシのお話でしたが、今回は床について話していこうと思います。
冬場の古民家は床も冷たいです。
理由としては、3つほどあげられると思います。
まずは、床下の風通りが非常に良い事。
床板の間に隙間が出来ている事が多い事。
断熱材が入っていない事でしょうか。
床下の風通りが良いというのは、この写真を見ていただくとよく分かると思います。
床を解体した後の写真ですが、縁側のサッシの下に何も無いのがよく分かると思います。
床下の換気は必要ですが、風が通り過ぎるのも困りものだと思います。
多くの家ではここに網を張ったりしています。
ネコやネズミの侵入をブロックするためでしょうか。
全てふさぐわけにもいかないので、逆に風通しがいいという事をいい方向で解釈するしかないと思います。
白蟻の被害にあいにくいので、そういう意味では悪くないと思います。
玄関ホールの仕上げとして張ってある板などは乾燥して縮み、隙間がある事が多いです。
ここから床下の冷たい空気が直接家の中に入って来ます。
我が家も玄関ホールだけは昔のままにしてあるので、とても寒いです。
隙間を埋めようにもなかなかいいものが無いのが現状です。
コーキングなどで埋めてしまうと、ゴミが付いてしまって大変です。
何かを詰めるにしても隙間が均一でないので上手くいかないのです。
この隙間を解決するには上から新しい床板を張るか、一度まくって仕上げの板の下に合板を張る方法しか無いように思います。
壁と違って、床の断熱材は問題なく入れる事が出来ます。
在来工法の家と少し違うのは、床板だけまくっても断熱材を入れられるとは限らないという点です。
なぜかというと、古民家の床下地には細い丸太が使われている事が多いからです。
ここに断熱材(発泡スチロールの板のようなもの)を入れるのは至難の業です。
そのためこの下地まで取り替える必要が生じ、コストは多少割り増しになります。
悩みどころですが、予算が許す範囲でしておいた方がいいと思います。
まとめますと、床の断熱効果を高める事は古民家でも可能です。
理想的な方法としては床下に断熱材を入れ、合板を張り、その上に仕上げをするというものです。
しかし古民家の場合、なかなかさわれない部分もあると思います。
ご先祖様の事を偲びながら昔の立派な床板をそのまま残すのも選択肢の一つだと思います。
次回は古民家にぴったりな暖房器具を、完全に個人的な意見としてまとめてみたいと思います。
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