福井の家づくり日記!ナチュレホーム

福井のリフォーム・新築・不動産はお任せ下さい!ナチュレホームのスタッフによる家作り日記です。地元の住まいづくりへの想いを綴ります。職人の家づくり技術には自信があり、お客様にも喜ばれています。私達の仕事を見て下さい!

2015年1月

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古民家再生中。

こんにちは。
アドバイザーの建入です。

今回は現在進行中の古民家再生のお宅について書こうと思います。

5.9.1.JPG

I様邸は築年数役150年というとても立派なお宅です。
今回の工事で全面的に改装をする事になりました。
屋根瓦だけは数年前に葺き替えたという事で、それ以外のほぼ全てをきれいにする事になります。

現在は玄関ホールや居間、台所部分の工事をしています。
先日、解体が終わったのですが、さすがに150年もの歴史があるといろいろな物が天井裏や床下から出てきます。

天井裏は元々わらを編んでむしろやわらじを作っていた"部屋"がありました。
そこには作ってどれだけ時間が経ったか分からないほど古いわらじ、むしろなどがありました。

まるで時間が止まってしまった空間のようで、不思議な感じでした。

さらに天井裏には古いふすま、昔の道具などがいろいろありました。下の写真はわらを叩いてほぐすための道具だそうです。

5.9.2.JPG

ふすまは昔ながらの中子というもので、障子のような木の桟に和紙を何枚も重ねて作ったものです。ぼろぼろになっていましたが、きちんと見れば恐らく昔の資料(古文書)などが貼ってある事でしょう。

昔の人は物を捨てることはあまりせず、何でも使えるものは使っていました。
今となっては貴重な資料である古文書なども、昔の人にとっては「いらなくなった紙」という事なのでしょう。

きちんとした所に渡すと丁寧に紙をはいでいき、古文書が出てきたら保管し、資料として研究するという話も聞いた事があります。
ふすまから貴重な文献が発見されたというニュースも何度か聞いた事があります。


すこし話がそれてしまいましたが、次は床下。ここからは囲炉裏の跡、井戸、堀こたつ、瓶、古銭などが出てきました。

5.9.3.jpg

昔は自然のものを極力使用していた事がわかります。囲炉裏の下にはたくさん石が敷き詰められています。
瓶はお客様いわく、種芋などを保管する場所として利用していたそうです。天然の冷蔵庫代わりだったのでしょう。

ちなみにさすがに150年も経っていると、一部の柱には腐食がみられました。きちんと補修して、安心して暮らせるようにしていきたいと思います。

古民家の再生は、めくってみるまで何が出て来るか分からない部分があります。
それが嬉しい発見であっても、残念なものでも、最終的にお客様に喜んでいただけるように精一杯管理していこうと思います。

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