福井の家づくり日記!ナチュレホーム

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2015年1月

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根上げ工事

こんにちは。アドバイザーの建入です。

今回は少し変わった"根上げ"という工事を紹介しようと思います。

現在進行中の古民家再生のI様邸にて行った工事です。
古民家は石場立てといって、大きな柱を石の上に乗せて組んでいく構造です。

石の下は十分に突き固めて、そう簡単には下がらないように工事をしています。
しかし、長い年月が経つと雪の重みで石ごと下がってしまっている事もよくあります。

一本柱が下がると、敷居や鴨居も斜めになってしまいます。
そしてふすまが動かなくなってしまったりするのです。

それを解消出来るのが"根上げ"という工事になります。
原理は簡単です。
ジャッキで持ち上げて、下がった分だけ固いものを差し込めばいいのです。

文章だけでは分かりにくいので、写真で説明していきます。

5.16.1.JPG

この柱、両端の柱から見ると2センチほど下がっています。柱に取り付いている丈夫な構造材に添え柱を使ってジャッキをかけます。このジャッキは一個で10トンまでの重さを持ち上げる事ができます。

5.16.2.JPG

 浮かした後、この柱の下には鉄板をさしこみました。

5.16.3.JPG

 この柱はさほど傷んでいませんが、柱の根元が腐ってしまった場合などは"根接ぎ"といって同じサイズの柱と差し替えるような事もします。

5.16.4.jpg

古民家は構造上、柱が下がってしまったり、柱の根元が腐ってしまったりしている事が多いです。
下がったものを上げるのはとても大変なような気がしますが、条件さえ揃っていればそれほど難しい事ではないのです。

古民家は今から建てようと思ってもなかなか建てられるようなものではありません。

今あるものを大切に守っていくためにもとても大切な工事だと思います。


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